2011-09-01から1ヶ月間の記事一覧

アパッチ砦の攻防

脚本家三谷幸喜氏が50歳を迎え、今年は新作を精力的に発表している中、この作品は初演から15年間加筆を重ね、面白しろさが膨らみ続けている 劇団「東京ボードビルショー」によるロングランの喜劇である。 「娘が父親に婚約者を紹介したい」というどこにでも…

復活の兆し

先日の台風で、やわらかなコスモスの葉と花がちぎれ飛んだ。毎日食い入るように覗き込み、ようやくたくさんの蕾を付け始めたところ。これから風にそよぐコスモスの群が楽しめるとわくわくしていた矢先の台風だった。 乾燥わかめのようになった葉、どこかに消…

文楽 9月公演

人形を使っての舞踊は難しい。文楽は歌舞伎よりもシンプルな分、心を揺り動かされる巾が大きいと思っているが、舞踊劇だけは歌舞伎にはかなわないだろうとこれまで思ってきた。 最近はこれらも楽しく感じるようになってきた。人形がスケール大きく舞う姿は、…

夏のなごり

刺すほどにギラギラ照りつけている太陽も、夕方には元気をなくす。日没も日ごとに早くなり、秋の訪れを感じる日々です。夏が私に残していったもの。ふたつ。 「日焼け」と「虫刺され」 わかっているけど、日焼け止めを朝塗ったまま塗り直しせず、夕方の西日…