雪の山歩き
今年は冬も歩いている。
1月 金時山 shyな富士山も山を下る頃にようやく姿を見せてくれた。雪道の凍結がかなりあって、緊張した。
2月 北横岳 アイゼン歩行の入門。天気・雪とも最高の状態。同行のガイドさんが、こんなコンディションはめったに無いとのこと。
ラッキーでした。
2月 またまた八ヶ岳、東天狗。
ピッケルで滑落停止の練習や、ロープワークも勉強した。
初日の渋の湯から黒百合ヒュッテは雪道を歩く心地よさを存分に味わった。
雪道最高。快晴の一日。
翌日は一転、雪山恐るべし。マイナス20度。
強風に私は吹っ飛び、下山後、顔に軽いやけどを負った事に気付いた。
3月 丹沢主脈縦走。
丹沢の深部にようやく入ることが出来た。
ほんとうの丹沢の姿はこれだったんだ!
山々に抱かれる快感。
行程は長く厳しかったが、達成感も味わえた。
aloha
まさかの事故
14日には雪がじゃんじゃか積もって、こたメイは大喜びで外を駆け回った。
翌、15日夜「こたろうがおもちゃを飲み込んだ」の電話。
夜のドッグランでの出来事らしい。
キャッチー&リリースはこたろうの得意技。
飲み込むとは思えなかった。
クローズしたドックランの柵を乗り越え、積もった雪の上に、そのおもちゃが落ちていてくれと願いながら懸命に探すも見当たらず。
結局、救急病院でレントゲン。
胃袋にあった。
他犬の忘れ物のおもちゃ。
こたろうが強く執着するタイプのものだった。
飲み込んだオモチャの大きさから「胃の開腹手術」になった。
健康な体に麻酔手術をすることになり、小さな命の悲鳴が聞こえてくるようだった。
3日間の入院。
会社で仕事をしている間も、こたろうの寂しがる声が聞こえて来た。
18日夜に退院。
発狂せんばかりの興奮で、喜んで甘えて、きゅんきゅん泣いた。
帰りの車では、あっという間に眠り始めた。
退院から今日で3日目。
体に大きな傷。心も相当に痛んだのだろう。
未だにテンションが低く、目にいつものキラキラが戻らない。
時間をかけて、ゆっくり向き合って行かなければならない。
毛無山 十二ヶ岳 12月8日
山歩きの技術を学び、もっとタフになって、経験も積みたい。
ただ今、山の会に入ろうかと思案中。
トライアルで毛無山と十二ヶ岳のハイキング?に参加した。
生まれて初めてペースに付いて行けず、隊列から離れた。
それもスタートからたったの15分で。
早い早い。どんどん遅れる。心臓バクバク足上がらず、吐くかと思った。
天気は快晴。登山道の北側には雪が3センチ程積もっていた。
毛無山の鞍部へはロープで一気に50メートルほど降る。キレットをつり橋で渡り、十二ヶ岳は鎖を頼りに登り降り。
変化に富んだ山行だった。
両山からの富士山の眺めは雄大そのもので見事。眼下には西湖と河口湖。
紅葉の終わったサクサクの落ち葉を踏みしめて下山した。
落伍者の私に付き添ってくれた方々ありがとうございました。
「また行きましょう!」の別れの言葉がとても嬉しかった。