鳳凰三山縦走 2012.7/28-29
重たい山だった。
南アルプス縦走の入門とうたわれている、このコース。
翌朝3時起床。
ご来光を稜線で見るために3時半登山スタート。
砂払岳で空をオレンジ色に染める太陽のダイナミックなショーをあったかいコーヒー片手に見物。
至福の時。
西側の白峰三山が薄ピンクに染まる情景が特に美しかった。
今日はこの三山に見守られて歩くんだという思い。
その後、好条件の中、山の雑誌に出てくるような雲上の稜線散歩。
観音岳あたりからは、甲斐駒/仙丈の姿も。南ア、オンパレードだ。
大げさだが、この情景のために生きているという感じになる。時間よ止まれ。
地蔵岳のオベリスク頂上に登る身軽で勇敢な「山の神たち」を見物。
ここまでは、なんとも軽やかな山だった。
その後ドンドコ沢を下山。南アルプス屈指の急坂ということで、覚悟はしていたものの、厳しかった。
怪我をせずに無事でいられること
汗だくの体を洗い流せること。
飲んで食べれること。
おつかれさん と言い合える友がいること。
普段当たり前だと思っていることに、感謝の気持ちを呼び起こさせてくれる山行だった。
aloha