古今亭志ん陽さん・古今亭文菊さんの真打昇進披露公演も50日目。
本日の国立演芸場でラスト。
口上も素朴で暖かみが感じられ、締まり具合もいい。
これからの二人の成長を願う、金馬師匠、志ん輔師匠らの挨拶が、やさしくて厳しくて、ほろりときた。
驚いたのは真打一年生のこのお二人、今年の春に公演を聞いたときよりも、数倍肝の据わった、懐の深そうな噺家に成長していたことだ。
志ん陽さん「熊の皮」
文菊さん「妾馬」
キメルべき時に、ぶれずにどんぴしゃりで着地した感じ。
度胸もいいし勝負強い。
カッコよかったなあ。
緞帳が下り、ステージの向こうで盛大な拍手が沸きあがっていた。
aloha