演劇 「組曲虐殺」

井上ひさし生誕77フェスティバル。

年間で8本上演され、今回が第8弾ファイナル。

組曲虐殺」

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井上ひさし

栗山民也演出。

作家小林多喜二の29歳の生涯を綴った井上ひさし最期の戯曲。

プロレタリアート文学の代表的作家 小林多喜二

危険思想家として警察の拷問を受け29歳で死去。


この作品に惨いシーンは無く、警察と多喜二との「追う者、追われる者」間の情、世の中が良くなるかも知れない未来への希望と愛がちりばめられている。


総勢6名の俳優は主役脇役の区別なく、それぞれが真剣勝負で役にぶつかっている締りのある空気も良かった。

ミュージカルっぽくない歌も良かった。


出演 井上芳雄 石原さとみ 山本龍二

   山崎一 神野三鈴 高畑淳子

音楽・演奏 小曾根真

天王洲 銀河劇場