インターナショナルの基本

20代のころ、オーストラリアのパースに旅行に行きました。

広大なボタニカルガーデンがあり、見たことも無いようなスケールの大きな植物や可憐なワイルドフラワーがたくさんありました。

柵の無い園内。「立ち入り禁止」の札はところどころに立っていました。


私は植物を間近に見たくて、写真に収めたくて、歩道から離れ植物のエリアに入っていきました。

巡回の監視員にすかさず見つかり「ここは、入ってはいけない!」と注意を受けました。

トロールの車が見えなくなったところで、私はヒョコヒョコとまた入っていきました。

そして、また見つかりました。

今度は一度目よりも当然厳しく、しっかり怒られました。



「ちょっとくらい、いいだろう」は決して通用しないこと。

「公衆のマナーを守ることがインターナショナルの基本のひとつだ」と学びました。

以来、日本でもこの教訓を守っています。




最近、犬から引き綱を離して散歩させている飼い主の多いことに驚きます。

喜んでいるのは「その飼い主とその犬だけです。」

もういちど、考え直してはいかがでしょうか?