Blue Note Dionne Warwick

夢のようなひと時だった。

Dionne Warwick 彼女は1970年代から80年代に掛けて、数々のヒット曲を持ち、実力と幸運に恵まれ、5度も栄えあるグラミーを受賞している。

「超一流人は相手を緊張させない」という名言があるけれど、彼女のステージもその通りだった。

尖ったところが全く無く、曲をひとつひとつ歌い上げながら、豊かな包容力で私たちは彼女の世界に引き込まれていった。


特に印象に残ったのは、I'll never love this way again


ラストは北日本の被災地の方々に心を込めて

That's what friends are for で締めくくった。


グラミー受賞の時代から30年。

今回のステージはDuetの形をとらず、シンプルなバンドと共に一人で勝負をしてきた。

私は、あらためて、70歳を越えた「今の彼女」のファンになった。