苗場山
10月8-9日の二日間で苗場山に登ってきました。
一日目は移動日。
秘境「秋山郷」の奥地、切明温泉で川湯などを楽しみ、夕飯は山菜づくし。
布団のびのび、お風呂もゆったり。朝起きた時の山に挑む緊張感が完全消滅。
二日目は4時45分起床。
早く起きれば自然とスイッチが入ります。
小赤沢コースの3合目までバスで移動。
天候にも恵まれ、さわやかな空気に包まれ樹林の中をスタート 6時半。
約3時間半程かかって「坪庭」に到着。
そこは山の頂きに近付いているとは思えないほどの広大な湿地帯。
人間の力ではこれほどスケールの大きな風景を作り出すことは到底できない。
見上げれば空いっぱいの青。幸せを感じるひと時。
「苗場山 風に揺られて草もみじ」
頂上でお弁当を食べ、下山開始は12時ころ。
下って登り返して神楽峰、そこを下ってゴールの和田小屋到着は16時を過ぎ。
苗を植えるのに適している山ということで、苗場山。
土の水持ちがいいので結果、ぬかるんでいるし滑りやすい山道でした。
アルパインツアーさんのお陰で、終始ゆっくりとしたペースで焦ることなく安全に歩き続けることが出来ました。
約10時間近い歩きで、帰りのバスでは爆睡。
こういう疲れは心底、心地よいのです。