文楽5月公演

昼夜通しで観劇。今月は見ごたえのある演目が多かった。特に楽しみにしていたのは、絞り込んで2つ。 一部は若手の舞踊劇「契情倭荘子(けいせいやまとぞうし)」キラキラしたものが感じられたか。YES! 第二部は「傾城反魂香(けいせいはんごんこう)」又平の…

筑波山 写真山行

こんなにつらいのに、何で山に来たんだろう。登っている時は、自問自答する。汗を流した分だけ、頂上にたどり着いた時の達成感は格別なものとなる。 今回の筑波山はいつもと違うアプローチだった。道中写真を撮るのが主目的。ピークではない。だから、登りは…

華の道

都内をぶらぶらしていたら、偶然再会した。20年程前に、職場でお世話になった大先輩。停年退職を迎えるその日まで、肩に力の入ることなく軽やかに、おおらかに仕事をされていた。お手本にしたくなるような女性だった。 久しぶりのTさん。多趣味で器用だった…

保護犬を家族に迎えて

先住犬のこたろうは我が家に生後6カ月でやってきた。保護犬とはいえ人間に乱暴に扱われたことなど無く、幸せな生い立ちだ。 一方のメイ(ラブラドール)は3歳まで繁殖犬として飼われていた。人間との交流が皆無だった事。 餌には不自由していなかった事。 散…

『オペラ座の怪人』25周年記念公演 in ロンドン

http://youtu.be/-694Cz81V_A劇団四季に始まり、ハリウッド映画、ついにロンドン公演DVDにたどり着いた。ブログで知り合った友人がわざわざ録画をして、送ってくれたのだ。 心から、ありがとう。 怪人ファントムの孤独と哀愁が際立ち、せつなくて胸が締め付…

Blue Note "Nile Rodgers and CHIC"

このグループ、昨年も4月に来日している。日本国中が大震災に動揺し、余震に怯える日々だった。 そして、また今年も4月に。Nile Rogersの来日には意味があった。1996年東京でライブを終えた4月18日に最良のパートナーが滞在先の都内ホテルで急死したのだ。 今…

上野から六本木へ

美術鑑賞に熱心な友人のブログを読んで大小島真木さんhttp://www.mmm.from.tv/mmm/1.htmの絵画に興味を持ちました。森に対する考え方、人間を含む地球上の生き物のとらえかた、神話性など。末広町にあるギャラリーに足を運び、実画と対面。期待は裏切られな…

書道 作品

三月末の書道展。作品が自宅にもどってきました。 淡白でインパクトの薄い作品。会場負けしていた我が書。 自宅の壁に飾ったら、自分の未熟さはさておき、それなりにしっくりおさまった。作品にはそれに適した空間があるのだと、改めて感じた。 aloha

八重が咲くと

八重桜が咲くと、そろそろ夏の花の種を蒔く季節がやってきたと、わくわくしてきます。 今年は、「ブルー&ホワイト サルビア」「千日紅」「ひまわり」「ケイトウ」に挑戦です。夏の強い日差しと乾燥に耐えてくれそうな花を選びました。 昨年、友人に無理やり…

あっちむいて ほいっつ!

嵐も過ぎ、日差しはあったか、北風さむし。 春らしい一日でした。 写真たくさん撮りました。 「・・・・・・・・」 ALOHA

老眼鏡がやって来る!

老眼鏡、自分でもなんだか訳が分からなくなる程、細かく検眼をしたハズなのに、出来上がったらどこを見ても焦点がうまく合わなくて、使わない。のパターンには懲りた。 昨年秋に出会ったメガネProfession。 http://bluewave-forest.com/これは軽くて、小さく…

こた と めい の ひそひそ話

「なんかさ〜。オレたちを置いてりょこうに行くらしいよ」 「へ〜〜。あたしぜんぜんしらない。ねえ、ごはんまだかしら・・・」 「かあちゃん、りょこうのこと、なにもいわないけど、目見ればわかる」 「おれたちは、いつもいくじゅういさんのところにとまる…

書道展

書道の稽古を始めてから足掛け10年になるでしょうか。2年に一度の書道展が銀座朝日ホールで開催されております。「淡江社 翰墨展」http://www.tankousha.jp/about/index.html自分の書きたい題材を選び、書体を選び、表現方法を自ずから学び、表装も自分で決…

雪やこんこん

雪の降る日に、「雪やこんこん」を観に行きました。紀伊国屋サザンシアター 作 井上ひさし 演出 鵜山仁 出演 高畑淳子 金内喜久夫 今拓哉 村田雄浩 山田まりや 宇宙 郄柳絢子 新井康弘 キムラ緑子 (台本順)消滅寸前の旅一座のものがたり。義理と人情と笑いと…

ひと雨ごとに

春の足音が聞こえてきます。 この冬、雪の降る日もりんとし続けた「サクラソウ」 サクラと名のつく植物は、満開という言葉が良く似合います。 こちらも早春の主役「クリスマスローズ」 誰からも愛される、いい名前をもらったとつくづく思うのです

清掃のためのそうじ

高圧洗浄の入る日。 もし集合住宅で配水管が詰まったら、と想像するだけでも恐ろしい。 マンション内の一軒一軒の台所、洗面、洗濯機、風呂場の排水口にホースを挿入し圧力による洗浄が定期的に行われている。 台所や洗面台の下の収納場所に伝わる配水管に水漏…

TAKE 6 in Blue Note

気が付いたら、前歯が乾いていた。楽しくて、ニコニコしっぱなしだったからだ。 グラミー賞を8度も獲得している偉大なるアカペラグループ TAKE 6ステージにはグランドピアノが一台と6人が腰掛ける椅子だけ。その他の音は全て彼ら自身から。 圧巻はSO MUCH TO…

COTTON CLUB

PEABO BRYSON with special guest DEBORAH COXこの2人、歌唱力という表現では範囲を超えてしまう。強いていうなら「馬力」 PEABO BRYSONさんは会場のひとりひとりに握手をして回る。みんなが優しい笑顔になった。 グレーのスーツをカッコ良くキメテ右手にマ…

文楽2月公演

一部「彦山権現誓助剣」と二部「義経千本桜/お夏清十郎」を鑑賞 特に注目していたのは、「義経千本桜」に登場の「いがみの権太」 悪党「いがみの権太」にわずかに残る善の部分にどのように光を当てるのか。演者がその光をどう表現するのかが楽しみだった。 …

美しいもの

今週は東京にもめずらしく雪が降った。薄く積もった雪も一日で融け、今朝西側の花壇は霜柱で土がふっくら盛り上がっていた。 ふと見つけた「しゅうめい菊」の綿毛。 美しかった。 aloha

オペラ座の怪人 「映画」

アンドリュー=ロイド=ウエバー作、ミュージカルの映画版「オペラ座の怪人」(2004年)が観たくなった。 クリスティーヌとファントムの「清」と「濁」の強烈なコントラスト。映画全体に重厚感があり、揺れ動く感情も伝わってくる。歌も素晴らしい。見ごたえがあった。…

さわやかな夜

哀しみを表に出さず、心の奥底でむせび泣いている感じ。とくに「シェルブールの雨傘」と「アベマリア」は、息の詰まる思いで聴いた。 「古澤巌xジョン健ヌッツオ LIVE UNDER THE TREE」オーチャードホール 古澤さんのヴァイオリンを聴くと言葉や形にならないもの…

庶民派 デストロイヤー

ただいま、指名手配中 この顔にピンと来たら・・・。 いたずらが、止まりません。お気に入りの手袋が・・・・。3日前には、散歩用胴輪を破壊。 得意技私の通勤用のバックの中に顔を突っ込んで、物色すること。眼鏡はケース入りでも、破壊デキマス。めがねは…

いつも通り

おねだりがきついのはこたろう。「肉まんの皮、ください。くれないと、しんでしまうかもしれません。」 餌の時間には、大興奮で制御不能に陥り、いつも私に叱られているメイ。でも、こういう時は2番手で静かに後ろに控えている。 寒い冬だけ、鼻でツンツン…

表現者たち

ヒットソング番組がお茶の間から姿を消して久しい。大晦日の紅白歌合戦は私にとってその一年を代表する歌手や歌を知る唯一のチャンス。2011年。厳しい年だった。 絶望、悲しみ、希望、祈り、勇気、言葉に尽くすことのできない思いを、歌い手は魂のこもった歌…

幸せを感じさせてくれる店 (その2)

いつ行っても期待を裏切られることの無い店。千葉県松戸市 上本郷駅前の ”串まる”http://www.adash-kushimaru.com/さんです。 (ホームページ掲載写真を転用させていただきました) ”居酒屋でも焼鳥屋でもない、小さなお子さん連れの家族から、会社仲間、友達同…

看板娘

やはり暖冬でしょうか?5月頃開花予定のデルフィニウム。早くも蕾を付けました。 いくらなんでも、早すぎる。そんなに早くから支度すると後で風邪ひくよ〜。 来春の看板娘はサクラソウの予定赤、むらさき、ピンク、白。蕾は未だ。出番待ちです。 こちらは、…

音楽 入門

FUSIONやJAZZの知識が豊富で音楽のセンスの良い友人がいる。その友人にライブに誘われたら、たとえ奏者の事を良く知らなくても 「YES! 行きます!!」 BLUE NOTE "DAVID SANBORN" SAX PLAYERSAXというと私は甘〜いイメージを持っているが、この方は竹を割っ…

12月 文楽

午前の部は文楽鑑賞教室。演者から文楽の基礎知識についての話があり、その後「曽根崎心中」を観劇した。この教室。午前中という事もあり、高校生と小学生の団体が3組ほど。入口のところに集団で待機している学生たち。やかましくて30M位離れていた。感心し…

ゴヤ展

私は肖像画をみて、面白いと思った事がない。どれも同じに見えて、いつも足早に通り過ぎる。ゴヤの描く肖像画には足が停まった。今から200年近く前の時代を生きた人物が、「夜にはキャンバスから抜け出て、考え事をしながら会場を歩いているのでは?」と想像…